「3月のピックアップ」

日頃から個人指導を受講している生徒の模様をお伝えします。
クラス:「サッカー」

時間:60分

年齢:8歳

開催地:学芸大学

去年の8月から、週1、2ペースでサッカーにおける基礎的な技術の練習を開始してから、ボールコントロール、スピード、シュート力のレベルが格段に上がってきています。当初は所属している地域のFCの練習についていけるようにということでしたが、今では試合中で点を決めたりすることもできるようになり、本人のサッカーに対する自信が向上しています。

大雅

基本的な動作を繰り返し練習することで習得できるインサイド、インステップ、ドリブル時のボールコントロールは子供のうちから練習しておけば、大きくなってから忘れることもなく、より強く、早く、丁寧にといった次のレベルにつなげることができます。

大雅2

 

今は動作の練習をメインで指導していて、かなり難しいところもありますが、本人の取り組む姿勢が高いのでゴールデンエイジ(9~12歳頃)に向けて早い伸びしろがとても期待できます。

今はサッカーを良い意味で楽しむことを覚え、今後につながる指導、トレーニングを取り組みたいと思います。

プロ選手になるには

 

プロ選手という道はとても困難な道であるというのはみなさん百も承知だと思います。

 

現在ではサッカー人気が増す一方、競技人口も比例して増加しているためプロになる競争率もとても上がっています。現在プロ・アマ問わず公式戦に参加するため選手登録している選手は約100~110万人と言われています。

 

その中でプロになるにはほんの一握り。。。
ではどのようにしていけば、その一握りに入れるのかという話ですが、私なりに考えて見ました。

 

サッカースクール、チームの選定はとても大事なことですが、それよりも「プロ意識」が大事だと思います。プロ意識があれば、自分なりに考えて、自分なりに何がベストなのか日々の努力を怠りません。
自己管理能力を習慣付けてしまえば、練習に取り組む姿勢、メンタル力、体づくりへの意識も高まり、他の選手とは必ず違った結果が出てくるはずです。

 

もちろん「プロ意識」をすることは誰でもできることではありません。特にジュニア期の頃からプロ意識をするというの子どもはなかなかいません。
今まで多くのジュニア指導の経験から言えることは、サッカーが本気で好きで心から楽しんでいる子がプロを目の前にしたり、憧れの選手ができたりすると、自然にプロということを意識するようになってきます。

 

プロ選手になるための正しい答えはありませんが、何かこの考えが少しでも役に立てればと思い書いてみました。

 

頑張れ、頑張れ!という良く聞く声も、本人が何のために頑張っているのか理解させることが大事かもしれませんね。

 
 
 

山口