
ジュニア世代で人気のサッカ ー。長く続けているとどこかに痛や違和感が頻繁に起きることもあります。急な動きや接触が多い競技で怪我のリスクも高く、特に体が発育途中のジュニア世代は、骨や筋肉の柔らかさから特有の障害が起こりやすいです。
本記事では、成長期における ジュニアサッカーで起きやすい怪我 5つと、その予防法を紹介します。
オスグッド
膝のお皿の下、脛骨の骨上部あたりの痛みです。繰り返しのジャンプ動作や、ダッシュやキック動作などで負担が集中することによって起こる膝の痛みです。
特に成長が著しい時期の小学生~中学生の男子に多いです。
予防方法
まずは筋肉・腱・靭帯・骨への負荷が過剰にかからないうようにする意識をしなければなります。特に大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が過剰に使われすげてしまうと、膝のお皿にある膝蓋腱というものが引っ張られ炎症が起きてしまいます。
そのため大きな負荷がかかっても「柔軟性・筋力・バランス」を保つことがことがオスグッドの予防につながります。
足首の捻挫
サッカーで最も起きやすい怪我の一つになります。小学低学年ではボールの上に乗ってしまって足を捻ってしまうパターンが多く見られます。高学年になってくると接触プレーによってバランスを崩してしまい足首を捻ってしまうことが多くあります。繰り返すと慢性的になりやすいです。
予防方法
捻挫は関節に無理な力がかかって靭帯が伸びたり、断裂する傷害のことを指します。そのため足首周辺の可動域・柔軟性・バランスを普段から意識することが捻挫の予防につながります。
特にふくらはぎ、すねの前、足の外・内側を動かす筋肉の強化やストレッチをし、片足立ちなどのバランストレーニングをして足首周りの筋力の強化をしていくことも大事になります。
肉離れ(主にハムストリングス、ふくらはぎ)
急なダッシュやストップ動作で筋肉の一部が断裂する怪我で軽度から重度まであります。ハムストリングとふくらはぎの肉離れ以外に、ロングキックやシュートをしたときに太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が肉離れになることもあります。
予防方法
筋温を下がっている状態で急な動きをすると起きやすくなるため、十分なウォームアップが大事になります。特にサッカーは下半身の筋肉を多く使うスポーツのため、ふくらはぎや太ももの裏(ハムストリングス)の筋温を上げる必要があります。
プライベートフットボールサッカー個人レッスン ではダイナミックストレッチ(脚振り、足首・股関節の可動域を使う動き)をして怪我の予防やシュート動作の練習を取り入れることも多くあります。
シーバー病(かかとの痛み)
成長期の激しい運動やジャンプ、ダッシュの繰り返しでかかとの骨(踵骨しょうこつ)に繰り返し負荷がかかることことによって起こるかかとの痛みです。
※アキレス腱炎や足底筋膜炎の症状に似ているため注意が必要
より詳しく知りたい方はこちらから→これって成長痛? 子供のかかとの痛み、よく見られる3タイプ
予防方法
シーバー病の原因は大きく2つに分かれます。
1つ目は筋肉の硬さや柔軟性不足によるもの。特にアキレス腱、ふくらはぎ筋腓腹筋・ヒラメ筋など)。
2つ目は足部のアライメント異常(扁平足・過回内など)やアーチの崩れによるもの。
1つ目は上記で述べた部位の柔軟性をあげるストレッチを練習の前後に取り入れることがすぐに始められる予防方法になります。サッカーは特にふくらはぎを使うスポーツなので、オーバーユース(練習のしすぎ)には注意が必要です。
2つ目は整形外科などの専門の医師にまずはアーチ不足かどうかを診てもらい、インソールを使用して様子を見る方法になります。
打撲
サッカーは接触プレー(コンタクトプレー)が非常に多いスポーツです。そのため転倒や接触による打撲は起きやすくなります。打撲は軽傷の場合はそこまで心配はないですが、中~重症の場合は腫れを伴う内出血が起きるとがあります。
予防方法
打撲に関して予防しても完全にゼロにするのは難しいです。サッカーは接触・衝突が多いスポーツなので一定の衝撃は避けられません。
ですが、接触時に身体を守るための態勢を取ったり、腕の位置・体の角度を意識することで大きな衝撃を軽減することは可能です。
例えば相手に近づくときや競り合うときは、ボディバランスを保ちつつ、しっかり足場を固めてから動くことを日頃から練習していると大きな怪我を避けることができます。
まとめ

多くのジュニアアスリートは怪我が原因で、上のレベルを目指せなくなってしまい、最終的にサッカーから離れてしまうということが実際に起きています。
ジュニア期のサッカーにおける怪我は、正しい知識と日々の予防習慣で大きく減らせることができます。怪我をせずに大好きなサッカーを長く続けるためには、「痛みを我慢しない」、「体を守る習慣を身につける」ことが何より重要であると思っています。
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