Jリーグのジュニアユースチーム(15歳以下)に入ることは多くの子供たちにとっての目標でもあります。
ですが毎年サッカー人口増加に伴い競争率、倍率が高く合格する選手はごくわずかです。また合格の基準もクラブによって異なります。
サッカー個人レッスンやオンラインサポートをしていくなかで「 セレクション に向けて何をしたらいいのか」という相談がとても多くあります。
今回は セレクション対策 として「Jリーグジュニアユースに合格するために必要なこと」を7つにまとめてみました。
1. 基礎技術の向上、強化
- 基本技術の習得: ドリブル、パス、トラップ、シュートなどの基本的なサッカースキルが一定レベルを超えていることがセレクションに挑戦できるかどうかの指標といっても過言ではありません。ドリブルにおいてはスピードの変化や対人プレーの突破力、パスにおいてはショート~ロングパスの正確性やタイミング、トラップにおいてボールを足元、もしくは次にプレーしたいところにコントロールできるか、シュートにおいては正確性や威力も必要になってきます。
- 体力とフィジカルの強化: 基礎技術がある上で必要になってくるのはプレーの質を維持できる体力(スタミナ)や当たり負けしないフィジカルがあるかも重要になります。
2. 地元のサッカーチームでの活動
- 地域のクラブチームに所属: 地元のクラブチームに通い、試合経験を多く積むことが大切です。これは学校のサッカー部が週2回の練習に対して、クラブチームは週5回ほど練習があるところに大きな違いがあります。また周りのレベルも高いため切磋琢磨して成長できることも利点です。
- 公式戦やトーナメントで活躍(目立つ): 公式戦や大会でスカウトの目に留まるようなプレーや実績を残せるとジュニアユースからのスカウトもかかる場合があります。
3. セレクション に申込む
- セレクション 情報の収集: 各クラブの公式ウェブサイトやSNSで小学生6年生向けたセレクションの募集が始まります。クラブによって日程や内容が変わりますので見落とさないようにしましょう。また所属しているチームからも推薦がある場合もあります。
下記のサイトでは全国のセレクション情報が掲載されています。
全国セレクション情報サイト
4. セレクション に参加
- 自分のプレーをアピール: セレクションでは、自分の強みを最大限に発揮し、積極的にプレイすることが大切です。
普段の練習とは違い、初めて会う人たちの中でプレーをするため緊張感やプレッシャーを強く感じることが多いです。いつもできていたことがセレクションの場でもできるように日頃からの努力や意識が大事になります。 - チームプレーとコミュニケーション: 個人の能力も大切ですがチームメートとのやり取りをしながらプレーをすることも評価対象となります。
5. メンタルの強化
- ポジティブな態度:これは多くの選手に見られることですが、試合やセレクションになると周りに気を使ってしまい、プレーが萎縮してしまうことがあります。
特にセレクションでは自分をアピールをしないといけないので、自信を持ってポジティブな態度でプレーすることが望ましいです。 - 目標設定と継続的な努力: セレクション前に集中して練習するよりも日頃から目標を設定し、その目標に向かって努力を続けることが成功の近道となります。
6. 保護者のサポート
- 精神的な支援: 家庭によってなかなか子供と向き合えないこともありますが、保護者のサポートや応援が子供のメンタル面の強化になります。
- 経済的なサポート: セレクションや遠征にかかる費用の負担など、経済的な支援も重要になります。
7. 健康管理
- バランスの取れた食事: どれだけ練習をしていても栄養バランスの取れた食事をしていない体調を崩しやすくなります。
特にハードなトレーニングを続けている場合は免疫力も低下している状態になりますので気をつけないといけないです。 - 適切な休息と睡眠: 十分な休息と質の良い睡眠を日頃から摂ることで、パフォーマンス向上に繋がります。クラブによっては練習量よりも休息の方が大切にしているチームもあります。
セレクション対策のまとめ
ジュニアユース合格に向けた セレクション 対策 はいかがでしたでしょうか?
合格するには技術力だけでなく、精神力やチームプレイ、健康管理など、多方面にわたる準備が必要です。
特に小学生、中学生の時期は身体の動きに必要な「神経系」「感覚器官」「脳」が著しく発達する時期になります。
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目標を持ち、継続的な努力を続けることは難しいことですが、
上記の7つの項目が高いレベルで継続できることが合格への近道になります。
プライベートフットボールの個人レッスンは上記のような セレクション に向けた悩みを解決しながらジュニアユースやユースへのセレクションの対策も行っています。
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