前回記事にした、「サッカーは何歳から? 習いごとを始める前に知っておくべきポイント」に続dddいて、自分の子供にサッカーを習わせる時に、多くの方がどこに通うか迷っているのではないでしょうか。
サッカーの個人レッスンを受講してくださる方に、よくこのような質問を聞きます。
「サッカースクールとサッカーチーム」はどちらの方が良いですか?
このような質問の回答に少しでも役に立つように、
「サッカースクール、サッカーチーム、スポーツ少年団の違い」について解説していきます。
サッカースクール
スクールはこれからサッカーを始めようとしている、幼児から小学生でも通うことができます。
基本的なサッカーの知識や技術は、指導者ライセンスを保有しているコーチから受けることができ、年齢やレベルでクラス分けをされているところがほとんどです。
練習頻度も週に1〜2回程度で、費用もそこまで高くないため、これから始めてみようと思われている方にはおすすめです。
ですが中にはコーチ1人に対しての参加人数が多いところもあり、ボールに触れる機会が少ないこともあるので少人数制でスクールをしていることころを探すのも良いかと思います。
またチームと違って公式戦に出場することはありません。
サッカーチーム(クラブチーム)
クラブチームは「競技レベルの向上」を目的としているため、誰でも入れる訳ではありません。
ほとんどのクラブチームでは時期によってセレクション (入会前のテスト)が行われており、一定のレベルを持った選手しか入会できず、練習頻度も学年によって変動しますが週に4〜5回に加えて、週末は練習試合か公式戦が入ります。
また春休みや夏休みの間も合宿や遠征などが多いたため、費用も1年間を通して高めになります。
「教えることを仕事としているコーチ」が指導をし、試合や遠征もコーチが引率をするので保護者の負担はかなり少ないとされます。
スポーツ少年団(スポ少)
少年団は、基本的に小学校単位やその地域周辺の子ども達で構成されているチームになります。
レベルも目的も様々で、単純に友達がいるから、家から近いから、サッカーを楽しみたいからなど誰でも入団できる点が特徴です。コーチも選手の保護者やそのチームのOB、近隣住民によるボランティアで行われていることがほとんどのため、練習も週末のみのところが多く、月謝も比較的安くなっています。
ですがチーム運営は選手の保護者によって行われているため、当番制で練習や試合への帯同が必要となるケースもあり、保護者の負担は多い傾向にあります。
比較表
前述した内容を比較表にしてみましたので参考までにご覧下さい。
料金 | コーチ | 練習頻度 | 合宿、遠征 | |
---|---|---|---|---|
サッカースクール | ¥5,000~¥10,000万程度 | ライセンス有 コーチ | 週1〜2回 | スクールによって |
クラブチーム | ¥12,000以上 | ライセンス有 コーチ | 週4〜5回 | あり |
スポーツ少年団 | ¥5,000以下 | 保護者、ボランティア | 週末 | なし |
まとめ
子供にサッカーを習わせるときに気になる、サッカースクール、チーム、少年団の違いについて具体的に解説しました。
まずは子供の目的を明確にすることで、最善の選択肢につながるのではないでしょうか。
どのチーム、スクールもコーチやコンセプトによって指導内容が大きく変わりますので、体験レッスンを受けてみて、その場所でサッカーが上達するのか、楽しめるのか、また保護者の負担はどれだけあるのかを考えてから最適な場所を見つけてみてはいかがでしょうか?
プライベートフットボールでは、小学生~高校生(5~18歳)までを対象とした、マンツーマンによるサッカー個人指導レッスンを提供しております。東京を中心とした関東エリアにて、プロの指導者が個々の目的に合わせて本格的にサポート致します。